3B junior ヘリウムAさんの名前は大平ひかる!現在は復帰して活動中
2015年9月30日 記
今年2015年1月28日に、当時12歳だったAさんが、番組収録中に倒れて意識不明になり病院に運ばれて入院するという事故がありました。
そのAさんは、女性アイドルグループ
「3B junior(スリービージュニア)」
の一員でした。
当時12歳だったメンバーは数名いますが、Aさんの名前は大平ひかるさんというのが判明しています。
大平ひかるさんは、2002年7月23日生まれです。
意識を失うほどの収録って何なのかと思いきや、
ヘリウムガスを吸って声を変えるという、最近ではもうお馴染みとなっているアレだったのです。
入院していた大平ひかるさんはその後3月10日に退院し、現在は無事学業及び芸能活動にも復帰しています。
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事故の詳細
収録されていた番組は、BS朝日の
「3B juniorの星くず商事」という番組です。
これは、2015年1月25日、2月1日の2回のみ放送されたバラエティー番組でした。
2回のみとなったのは、もちろんこの事故によって打ち切りとなったためです。
日本小児科学会のサイトへ行き、検索窓に「ヘリウム」と打ち込み検索すると詳細が書かれています。
左手で鼻をつまみ、大人用のヘリウムガス入りスプレー缶をくわえて吸引した。となっています。
約4秒後に缶から口を離した直後から右手をケイレンさせ、約5秒後に後方へ卒倒した。
受身を取る事もできずに後頭部を強打した
一応pdfは下記です。
日本小児科学会のpdf
当時の大平さんの体格は、身長149cm、体重36kgとまだ発展途上の小柄な体です。
その体格で大人用のヘリウムガスを吸った事でキャパオーバーしてしまったと考える事もできますが、どうやらそうではないかもしれません。
というのも、ヘリウムガスを吸った事による
「脳空気塞栓症」という症状に陥ったのです。
これは脳の動脈に空気が入り、血流を妨げることで起こる疾病のことです。
水中深く潜っている人が急に上昇した時に、水圧の急減少によって血液内に気泡が発生するという例が、この症状が起こる一般的なケースです。
まさかヘリウムガスを「一気に」吸引した事で発生するとは思いもしなかったでしょうね。
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入院後の症状
- 病院搬送直後は四肢の硬直が強い状態
- 意識障害が長く続くため、ICUに入室
- 入院翌日も意識障害は続き、左半身にケイレン
- 入院2日目には脳波と意識状態が徐々に改善
- 入院6日目に再度ケイレン
- 脳空気塞栓症と判断され、高圧酸素療法を行う
- 高次脳機能障害が残るかもしれない
本当に、無事回復して復帰できてよかったですね。
あまり競争が激しいと必ずこうなる
収録があった時は、小学6年生の幼さだったのですね。
それでそんな危険な目にあう仕事を頑張ったということです。
これには昨今の
「かつては芸人が体を張ってやっていた事をアイドルにも求められる様になった」
という背景があるのは間違いありません。
少なくとも80年代には、アイドルがここまで体を張ってバラエティーをするというのは見た事がありません。
時代とともに、どんどん要求が激しくなり、今までのアイドルがやってこなかった事を求められる様になりました。
その結果、体を張った危険な事もやらざるを得なくなったのでしょう。
競争が激化すると必ずこういった状態に陥ります。
テレビに出演している方は、決して体が壊れない程度に頑張ってくだされば大丈夫ですよ。
それだけで視聴者は十分満足しますので。
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2015-09-30 02:27
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