SSブログ

英彦山登山ルートは超険しい!山伏集落800軒の存在に敬意を表さずにはいられない

福岡県田川郡添田町と大分県中津市山国町との間にそびえ立つ「英彦山(ひこさん)」。
標高は1199mと、それほど高くはないので特別な装備を保有していなくても手軽に登山ができそうという事で人気です。

しかし実際は英彦山の登山ルートは超険しく、山の厳しさを教えてくれるのです。

英彦山は
  • 北岳
  • 中岳
  • 南岳
の3つの山岳で形成されていて、画像はこの様な感じとなっています。

遠目にも、3つの山岳がよく分かりますね。






英彦山登山ルートの険しさ


決して山頂まで登山ルートが存在するわけではありません。

よって道中は非常に険しい道のりをたどらなければならないのです。
いくつか登山中の画像を張っておきます。

登山道中1
この様な足場が登山ルーとなっています。
こちらはまだ手すりとなる鎖がある分マシですね。

登山道中2
こちらは南岳への登るルートです。
この様な道無き急斜面となっています。

登山道中3
こちらも鎖無しではとても無理でしょう






昔の英彦山住人に敬意を


これだけ険しい英彦山ですが、江戸時代には人口3000人の家屋800軒もあったと言われる位栄えていました。

そして最近福岡県添田町がレーザー測量したところ、実際に平坦な地点を800余り確認したとの事です。
多分上空からヘリでレーザーを照射したのでしょうか?

先に挙げた画像の通り、英彦山は非常に険しくてボコボコしています。
その中で平坦な地点というのは、家屋があった証拠といってよいでしょう。

江戸時代という事で、ほんの200年前の頃です。
そんな「最近」まで、これだけの険しい場所で生活が当たり前の様に行われていたのです。

おそらく下界まで降りる事はあまりなく、英彦山集落のみで自給自足な生活を行っていたのでしょう。
とてもロマンを感じると共に、当時の方々に経緯を表さずにはいられない気持ちになります。






オススメ記事



コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。