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メカニカルドーピングの隠しモーター技術がヤバイ!こんな所にモーターが!

国際自転車競技連合(UCI)が1月30日に開催した自転車競技の世界選手権にて、前代未聞の不正が行われました。
何と自転車の車体に隠しモーターが埋め込まれているメカニカルドーピングが発覚したのです。

人間自身に行う不正パワーアップはドーピングと呼ばれていますが、
今回の不正はマシンに対して行ったドーピングですので「メカニカルドーピング」と呼ばれているのです。

しかしフレーム丸見えの自転車のどこに隠しモーターが設置されているのか疑問に思いますが、とんでもないところに存在しているのです。






隠しモーターは「シートチューブ」に内蔵されている


隠しモーターは、シートチューブに内蔵されているのです。
シートチューブとはどこかというと、こちら の画像の青い部分です。

シートの下にあるからシートチューブという名称なのです。

この細いシートチューブに、隠しモーターが内蔵されているのです。
透過図で表すと、下記の様になります。


確かにシートチューブに隠しモーターが内蔵されていますね。
モーターが回ればアシストしてくれるのです。

バッテリーは「サドルバッグ」内に


モーターの場所は分かりましたが、バッテリーはどこでしょうか?
実はバッテリーは、サドルバッグ内にカムフラージュされているのです。

サドルバッグとはどういう物かというと、下記が参考になります。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00D3FC1JW/
名前の通り、サドルにぶら下げるバッグなのです。

ドリンクボトルに偽装される事も


バッテリーはサドルバッグだけでなく、ドリンクボトルに偽装される事もあります。
下記の様なドリンクボトルがロードバイクタイプの自転車に付いているのをよく見かけるでしょう。
http://image.ennori.jp/upload/images/300_4.jpg






言い訳が苦しい


開催の翌日である1月31日に、不正があったと発表されました。
23歳以下女子の部に出場した、19歳のベルギー人の
フェムケ・ファン・デン・ドリエッシュ(Femke van den Driessche)選手の自転車で不正が発覚したのです。

しかし言い訳が酷いのです。
これは私の自転車ではない。
友人がトラックに置いたこの自転車を、メカニックが私の自転車と勘違いして私のレースのために準備したのです。
友人の自転車と自分の自転車を間違えますかね?

そして
私は間違った事はしていません。
と開きなおっています。


しかしこのフェムケ・ファン・デン・ドリエッシュ選手の可愛さゆえ、無罪放免になる可能性もあると思います。






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