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セバスチャン・ベッテルの彼女も落胆!タイヤバーストで表彰台逃す


8月23日に行われたF1グランプリ第11戦スパフランコルシャンサーキットにて、セバスチャン・ベッテルの操るフェラーリマシンの右リアタイヤが、残りわずか2周を残してバースト(破裂)しました。

3位を走行中だったベッテルは4位のグロージャンを十分に押さえていて、3位表彰台はほぼ間違い無いと思われていた時にいきなり破裂。
まさに晴天の霹靂(へきれき)でした。

ベッテルの幼馴染で彼女であるハンナ・プラターも、地元ドイツで随分悲しんでいるのではないでしょうか?

ベッテルは
「タイヤがパンクではなく、いきなり破裂するなんてあってはならない」
と激怒しています。

これに対しタイヤ供給元のピレリは
「ベッテルはタイヤを酷使し過ぎた」
とコメントしています。

はたしてどちらの言い分が正しいのでしょうか?

F1ドライバーはほぼ例外なくわがままで、何かアクシデントが起こった場合でも決して自分は悪くないといった発言をします。
一見性格に問題がありそうな人達の集まりに感じますが、そうでなくてはF1の世界まで登っては来られないのでしょうね。

そういう背景から考えるに、ベッテルの発言が間違っていると考える人もいるでしょう。

しかしベッテルの仕事に対する姿勢を知っている者であれば、彼の発言がおおむね正しいと思えるのではないでしょうか。

私はベッテルが好きではありませんでした。
マシンのおかげで勝てていると思ったからです。

でもその勝てるマシンをたぐり寄せるのも、彼の仕事ぶりゆえと分かってから好きになりました。

彼の仕事に対する真摯な姿勢をいくつか紹介したいと思います。








仕事場へ彼女を連れてこない


ベッテルの彼女ハンナ・プラターは、ベッテルの1つ年下です。
幼馴染ですので、随分と長い付き合いとなるでしょうね。

多くのドライバーは、職場であるレースに嫁や彼女を連れてきます。
それも1観客として観戦するのではなく、ピット内にまで連れてくるのです。

ピットの中、そこはまさに仕事場です。
その神聖な場所へ奥さんならまだしも彼女を連れてくるなんて、ちょっと考えられません。

でもベッテルが彼女を連れてきているのを見た事ないです。

「ガールフレンドはどこにいるの?」
という質問に対しては
「ガールフレンドと一緒に仕事をするものじゃないよ」
と答えます。
格好いいですね。








メカニックと一緒に最後までピットに残って仕事をする


マシンの走行が終わったら後はメカニックに任せっきりのF1ドライバーがほとんどでしょう。

でもベッテルは走行後も残り、タイヤのホイールを洗ったりしています。
ドイツ人ならではの勤勉さです。
同じ勤勉民族の日本人としても共感できます。

その様な仕事ぶりですから、メカニック達も良いマシンを作ってやろうという気になるはずです。
それが4年連続ワールドチャンピオンという偉業に結びついたのでしょう。

浜島裕英さんも熱心さを評価


ブリジストンのモーターサイクルタイヤ元開発本部長の浜島裕英さんが
「タイヤの事について、ベッテルが1番熱心に質問してくる」
と評していました。

重大事故にならずに何より


今回のバーストした場所は、オールージュを過ぎた200mの地点です。
もし、もう少し早くバーストが発生していたら、オールージュを通過中だった可能性もあります。

その場合は大クラッシュが起きていたでしょう。

メルセデスの独走にストップをかけてグランプリを面白くする可能性があるのは、現在はフェラーリを駆るベッテルだけですから、その様な惨事にならなくてよかったです。








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