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旭化成建材 担当者逮捕されたら名前公表?施工マンションは41件も!


旭化成建材が施工した大型マンション「パークィティLaLa横浜」が傾いている問題で、
杭のデータを改ざん・偽造した担当者が過去10年間に担当した物件が、約41件もある事が発覚しました。

これによって担当者が逮捕され、名前が白日の下にさらされる日が近いかもしれません。

データの改ざん位で逮捕されないだろう、とお考えの方もいらっしゃると思います。
確かにマンションを購入した方に対し、しっかりと民事補償をすれば大丈夫そうに思えます。

でも、2006年に姉歯秀次建築士は、耐震強度偽装で逮捕されているのです。
今回旭化成建材の担当者が逮捕されなければ、弱小の一個人は逮捕するのに大企業には甘いのかよ、と不満が出るのは確実です。






現場担当者の数は何人?


旭化成建材が過去10年間に施工したマンション等の物件は、約3040件です。
この3000件のマンション一覧リストを、本日の夕方までに国土交通省に報告する義務がある事が分かっています。

そしてその3040件の中に、パークシティLaLa横浜の担当者が関与した物件の数は、前述の様に約41件です。

単純計算すると、現場責任クラスの担当者が
3000 / 41 = 73人 もいるのですね。
さすが大企業です。






パークシティLaLa横浜の支持層が深かった


パークシティLaLa横浜の杭は
  • 6本が支持層に未到達
  • 2本が支持層に達しているものの、差込深さが不十分
と、計8本の杭に問題がありました。
これは旭化成建材のサイトで、10月20日に公表された事実です。

イメージとしては、下記画像です
不具合杭画像

そしてその8本の杭の長さが、最大で2m不足している事が新たに分かったのです。

杭の長さが2m不足した理由は
支持層の深さ(位置)が地下14m付近にあると推測していたが、
実際には想定より2m深い16m付近にあった
だそうです。

しかし地下16mの支持層に届かすためには、杭の長さはそれ以上が必要でしょう。
素人考えでは18m位必要でしょうか?

旭化成建材のサイトで公表されている杭打ち機の中で、最大の物が下記です。
最大の杭打ち機画像
全高が23mですが、18m以上の杭を打ち込む事が可能なのでしょうか?

今回のパークシティLaLa横浜の支持層の深さは、平均よりも相当深かったのでしょうね。

マンションリスト一覧公表


旭化成建材が過去10年間に施行した、マンションリストの公表はどの様な形でなされるのでしょうか?
いかんせん3040件もありますしね。

公表され次第、またお伝えしたいと思います。






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