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血管肉腫の生存率と画像がヤバイ!閲覧注意

川島なお美さんや北斗晶さんのガン問題が取り上げられ、ガンに対する注目度が以前より増しています。

そして皮膚がんの一種であり、発見が見逃されやすく、かつ治療が困難な
「血管肉腫(けっかんにくしゅ)」という病気が存在します。

50代以降の中年の方の頭部に発症する事が多いので、中高年の方は要注意です。
なぜなら発症してしまうと生存率は、何と10%にも満たないからです。






血管肉腫の生存率


自治医科大学附属病院の皮膚科学教室が、
1992~2007年の間に、合計16例の血管肉腫について検討した貴重なデータがあります。

血管肉腫について
  • 初診年度
  • 発症年齢
  • 性別
  • 部位
  • 生存期間
といった項目について調査しています。

その結果が以下です。
初診年度 年齢 性別 部位 生存期間
(ヶ月)
1992 75 頭部 4
1995 82 背部 治療完了
1996 77 頭部 3
2000 86 頭部 14
2002 89 頭部 3
2003 58 頭部 35
2004 77 下肢 10
2004 96 頭部 20
2004 71 下肢 治療中
2005 78 頭部 3
2005 77 下肢 13
2006 64 下肢 21
2006 67 頭部 12
2006 73 頭部 治療中
2006 77 下肢 11
2006 86 頭部 15

治療が完了して生存が確認されたのは、1例のみです。
治療中のなのが2例あります。

この2例が現在無事治療完了となっていたとして、
生存率は3/16 = 18.75% です。

もしこの2例が残念な結果になっていたとしたら
生存率は 1/16 = 6.35% です。

どちらにせよ、異様に低い生存率なのです。






血管肉腫の画像


血管肉腫となると、どの様な皮膚になるのでしょうか?

慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイトさんの画像だと下記になります。
けっこうグロいですから、閲覧ご注意くださいませ。
血管肉腫の画像

まあ、これは症状が重い例でしょうから、ここまで酷いわけではないでしょうね。

ん?
こう書いて気付きましたが、もの凄く生存率が低い皮膚がんなのですから、症状が軽いも重いもありませんよね。
全ての例が「症状が重い」というわけなのです。
とても怖い病気です。

血管肉腫の初期症状と治療法


下肢に発生する事が多いです。
比較的短期間で増大するコブといった現象が起こります。
どこかで強打したわけでもないのにコブが現れたたら要注意ですね。

治療方法ですが、腫瘍の一種ですから、周りの正常組織を含めて切除の必要があります。
早めに発見すれば、四肢を切断しなければならないというケースもほとんど無いですから、早めの診断をおすすめします。

がん対策には早期発見・早期治療


ガンの対策は、昔から言われているように
早期発見・早期治療、これに尽きます。

いくら名医でも、症状が広がってしまった場合には、どうする事もできませんからね。
基本的に切除するしかありませんので、なるべく小さい腫瘍の段階で対策を打つという事が必要です。

もっと技術が発達して、凍結療法で完治できる様になれば不安もなくなる事でしょう。
凍結療法については
乳がんやイボを治せる凍結療法で女性が凍死!
の記事でアップしましたので、そちらも是非ご覧くださいませ。






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