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MUSIC JAPAN(MJ)が打ち切りにならなかった理由は受信料徴収のためか

NHKの音楽番組「MUSIC JAPAN」(MJ)が、2016年3月一杯をもって、とうとう打ち切りになる事になりました。
番組の打ち切りとなると「打ち切りの理由」という事に興味がわく事でしょう。

基本的に打ち切りになる理由は明白です。
それは視聴率が取れなかったからです。

MUSIC JAPANもご多分にもれずです。
2012~2013年頃の視聴率は3%台~6%台という低さでした。
民放なら十分打ち切りになる低さです。

逆になぜMJが今まで打ち切りにならなかったかというのを述べた方が適切かと思います。
それはNHKの受信料の問題があったからなのです。






公開収録観覧は受信料を支払った者のみ


NHKの受信料徴収率は、約76%です。
支払っているのは4人に3人の割合です。

そして受信料支払者の大部分が中高年なのです。
若者の受信料支払い率というのは非常に低いのです。

これは簡単に想像できる事でしょう。
昨今のNHKの不祥事がインターネットで拡散され、そういった不祥事をネット世代の多くの若者が目にする事でしょう。
「番組を見る事もないうえに、不祥事を起こす相手にお金を払いたくない」
というのが本音でしょう
そういう経緯もあって、若者の受信料支払い率が低いのです。

NHKとしては徴収率を上げるためには、若者から徴収するのが1番と考える事でしょう。
そのために対策として、公開収録に多くの若者が来るであろう、若者向けの音楽番組「MUSIC JAPAN」を存続させていたのです。

どういう事かというと、NHKの公開収録の観覧資格として、受信料を払った者のみという条件があるからなのです。
よって低視聴率が続いていて、本来打ち切りになってもおかしくないMUSIC JAPANが存続していたと考えられます。






今後の展開


MUSIC JAPANは打ち切りになった後は「歌謡コンサート」に合併されて、新番組「歌コン」になると報道されました。
歌謡コンサートは、はっきりいって中高年向けです。

なのでおそらく新番組「歌コン」は、老若男女をターゲットとしたごちゃまぜ歌番組になることでしょう。
万人に対応した番組というのもいいですが、やはりターゲットを特化した番組の方が良いと思います。

「そう言ってもMUSIC JAPANの低視聴率を見るにしょうがない」
というのがNHKの主張かもしれません。

しかし前述の不祥事が、多少なりとも低視聴率の一因になっているかもしれないという事です。






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